時事ネタ

阪急電車中吊り広告一覧と会社は?手取り30万がトレンド入りの理由

今日も仕事帰りにtiwitterをチェックしたら気になる単語がトレンドに入っていて、
思わず「なんだろう?」と思い無意識のうちにクリックしていました。

その単語が「手取り30万円」

クリックして色んな方のツイートを見てみました。
そこには、こんなツイート達がたくさん並んでいました。

・手取り30万もらえたら給料が高い方だろ
・手取りで30万あったら色々できるな〜
・手取りで30万って低いんですか
・手取りで30万なら年収だと600万ぐらいじゃない?

などなど。

結構スクロールしてみましたが、結局の元ネタがよくわからずだったので、
他にも元ネタが何か気になった方がいるのはないかと思い記事にしてみることにしました。

手取り30万円がトレンド入りの理由

まず、なぜ「手取り30万円」がトレンド入りしていたかというと、
その原因は阪急電車の車内の広告でした。

これは、株式会社パラドックスという会社が「はたらく言葉たち」という本を出しているのですが、その中の言葉で選りすぐりのものを阪急電車の広告にしたもの。

 

人が動くと書いて、はたらく。
また傍を楽にするという意味で、はたらく。
人がひたむきにはたらき、人々や世の中の役に立っていく。
そんな姿に、人は心を打たれるものだと思います。偉人の言葉でないけれど、
今日も仕事に全力で向き合う人々から紡がれた言葉は、
確実に明日への活力になるはず。
そんな想いから生まれた、「はたらく言葉たち」。
はたらくすべての人に、はたらきかける言葉がつまった本です。

http://www.hatakoto.jp/より引用

 

こちらの広告で伝えたいことは、
「お金のために働いて多くの給料を得るよりも、給料が低くても自分の楽しいことや、
やりがいがあることを仕事にしたい。

と、いう感じのニュアンスが本質だと思うんですが、
手取り30万円ももらっていない方々がこれに猛反発してTwitterが炎上。

・手取り30万が低いように見える。
・そんなにたくさん給料もらっていたら貯金も旅行も遊びも充実しそう
・30万円が薄給扱い

この広告が本当に言いたい本質とは少しズレてしまっている気がしますが
そういう方が多くいる中でその辺りの配慮にかけてしまっていたのかもしれません。

そうした方々の逆鱗に触れてしまったため、この「手取り30万円」がトレンド入りをしていました。

 

阪急電車に掲載されていた中吊り広告一例

実は今回、阪急電車に掲載されていた「はたらく言葉たち」の広告はこれだけではなく、
この他にもたくさんの「はたらく言葉たち」があります。

以下、はたらく言葉たちより引用

「動きやすい服」より「動きたくなる服」をつくりたい。
そこに、数値化できないデザインの面白さがあるんです。
アパレルメーカー/デザイナー・20代

一生エンジニアを続けます。
自分の棺桶も設計するつもりです。
エンジニア派遣/エンジニア・50代

バリアフリーというのは、物理的なもののように思われるが、実は人の心の中にあるものです。
旅行代理店/経営者・20代

上司がイケてないって?
その上司にちゃんと向き合えていないお前がイケてないんだろ。
飲食/経営者・40代

やりたいようにやる。
でないと、失敗した時に誰かのせいにしてしまうから。
レコード会社・プロデューサー・30代

夢がないならそれでいい。
自分は何がしたいのか、ということを考え続けろ。
賃貸請負営業/取締役・30代

こういう感じで、中には少し共感できるものや
やっぱり「いやいやこれはおかしいでしょ」と捉えられるものもあるかもしれません。

広告から捉えられる感覚は人それぞれですね。
阪急電車のような老若男女が目にする場所では不向きな広告もあるようです。

この広告を手掛けた会社は?

今回の炎上を招いた広告を手掛けている会社は
「株式会社パラドックス」という会社のようです。

HPはこちら→https://www.prdx.co.jp/

今、アクセスが集中していてサイトが見れないかもしれません。
もし見れなかったらまた改めてアクセスしてみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は「手取り30万円」がTwitterでトレンドになっていた理由と、はたらく言葉には他にもどんなものがあるのか?
また、この広告を手掛けた会社について調査してみました。

今回のニュースでは少し悪い印象を与えてしまったかもしれませんが、
このはたらく言葉には、悪い印象のものだけでなく自分が前向きになれたりする言葉もあります。

もし興味がある方はみてみてくださいね。

最後に、今回ニュースになったこの手取り30万円の広告は炎上して他の方への配慮がかけたものである、
ということでこの広告自体は掲載が中止されることになったそうです。