日本のファッション業界に衝撃のニュースが走りました。
日本の大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOが2019年9月12日に前澤友作社長が代表取締役社長及び取締役を退任し、別の道を行くということを発表されました。
今まで前澤社長はお年玉1億円バラマキ企画や、宇宙旅行に何人かを招待する企画を発表したり話題に欠かない方でしたが、9月12日をもって退任になります。
そして前澤社長が保有していたZOZOの株式は全てヤフーに売却するということだそうです。
そうなると気になるのが、
・ZOZOの次の社長は誰になるのか?
・新社長はどんな人?
・前澤社長はヤフーに株を売却していくらのお金を手にできるの?
・前澤社長が辞任する理由は?
・前澤さんが次にやることは?
ということではないでしょうか。
今回は上記の気になる点を調査したので、一つずつこの記事で解説していきたいと思います。
事の発端はこのツイートから
先ほど適時開示しましたが、ヤフーさんとZOZOは資本業務提携することとなりました。また、このタイミングで僕は代表取締役を辞任し、新社長に今後のZOZOを託し、僕自身は新たな道へ進みます。詳しくは本日17:30からの記者会見でお話しさせてください。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) September 11, 2019
日本中に衝撃が走った瞬間でしたね。
では、気になる点をひとつひとつ見ていきましょう!
ZOZOの新社長はこの人!
まず結論から申し上げますと、前澤友作前社長が退いた後の後任を任された人物は、「澤田宏太郎」という方です!
聞いたことがある方は少ないかもしれませんね!
実は筆者もこの件で調査をするまで全く知りませんでした。
ただ、調べてみるとこの方、結構すごい人だったんです。
新社長の澤田宏太郎の経歴は?
新社長の経歴を調べてみると、澤田新社長は1970年生まれの48歳と前澤前社長の5歳年上の方だそうです。
出身は神奈川県で、早稲田大学理工学部を卒業してNTTデータに入社。
その後はコンサルティング会社2社を経て、2008年にアパレルメーカー自社ECサイト支援を手掛ける「スタートトゥデイコンサルティング」を設立し代表取締役に就任。
2013年にはスタートトゥデイがスタートトゥデイコンサルティングに吸収合併され、その際に取締役に就任。
と、絵に書いたようなエリートコースな人生を歩んで来られた方です。
ちなみに、知っている方は知っていると思いますが、「スタートトゥデイ」はZOZOの前身の会社。
実は株式会社ZOZOへ社名が変更されたのは2018年の10月1日と、社名変更してからまだ1年も経過していないんですね。
何はともあれ、以前から前澤前社長と苦楽をともにしてきて信頼のおける存在だということは間違いないでしょうね。
前澤社長は株式売却でいくらのお金を手にするのか?
この度、前澤社長が保有していた株式はヤフーに売却するということですが、この売却によって前澤前社長はいくらの金額を手にすることになるのかザッと計算してみました。
現在前澤さんが保有している株式はZOZOの株式のうち35%と言われています。
そして売却する株式はそのうちの約30%だといわれているようですね。
となると。
株式会社ZOZOの発行済株式の総数が311,644,285株。
その30%となると約93,493,285株が前澤さんが売却する株式の株数となります。
今回のTOB(株式公開買付)で前澤前社長がヤフーに売却する価格は普通株式1株につき「2,620円」と発表されているのでこれを単純計算すると、
93,493,285株×2,620円=244,952,406,700円(約2450億)という金額になります!!!
ヤフーが今回のTOB(株式公開買付)の金額が50%の取得で約4000億円と言われているので、金額としてはほとんど一致します。
さすが前澤さん、金額の規模が違いますね。。。
前澤社長が辞任するのはなぜ?
では、前澤前社長が今回辞任する理由はなぜなのでしょうか?
こちらについて様々な情報を調べてみたところ、前澤前社長は以前からご自身が保有してたZOZOの株を担保に銀行から融資を受けていたことがわかっています。
そしてその契約の中に、ZOZOの株価がある一定になると融資の返済をしなければならないという契約だったのでそれに抵触する前に売却する。という理由ではないか?という話が濃厚そうですね。
これについては、ホリエモンこと堀江貴文さんもそのような発言をされていました。
前澤さんの株担保融資がそろそろ売り条項に抵触しそうなので売るって感じでしょうかね。下落圧力かけてたショート勢のヘッジファンドは大損?こういうシナリオは想像してなかったんでしょうかね。創業者は会社にしがみつくもんだと。それこそ昭和の考え方よね。まあ協業禁止条項とか色々ついてるんでしょうけど、数年以内に同じような規模の事業立ち上げるのは容易でしょうからね。ただ、世界一を目指すとなると大変ですが。
newspicksから引用
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はファッション業界が激震した株式会社ZOZOのニュースについて、新社長の澤田社長の経歴や前澤前社長の保有する株式の売却によって手にする金額について欠かせていただきました。
前澤さんはZOZO株式をヤフーに売却することよって多くの金額を手にしますが、日本で株式を売却して利益を得るとその金額に対しても税金はかかりますよね。税金の金額がいくらほどのなるのかも気になるところですし、売却によって手にした金額も融資していた分の返済に充てたりしないといけないとなると売却金額からするとそこまで多くの金額が手元に残るわけではないんだろうな、と勝手に想像しています。
ただ、前澤さんほどの経営手腕や信頼があればこれから何をやってもある程度は成功できるでしょうね。
前澤さんが今後何をしようとしているかについても、会見で発表されるそうなので、前澤さんの今後の活動についても目が離せませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。